卒業生紹介

環境共生学類 / 2022年度卒

美濃 りりか さん

株式会社パスコ 就職

持続可能な社会づくりに貢献したい

考え方が変わった大学での学び

小さな頃から動物が好きで、大学入学当初は野生動物を学びたいと思っていました。大学で学ぶ前は、自然と人間と動物を考えたときに、人間だけが悪影響を及ぼしていると思っていました。しかし、学びを深め、自然をそのままに人間と動物は共存できると考えるようになりました。
研究室でリモートセンシングを先行したのも、持続可能な社会を作っていくために必要な技術であると感じたからです。

多くの企業を受けたことで、自分の希望が明確に

大学で学んだリモートセンシング技術を生かせる企業への就職を目指し、3年生の8月にインターンシップに参加しました。
しかし、理系の企業は採用活動が始まるのが早くないため、SNSですでに就職活動を始めている人を見て焦ってしまい、3月には業界の違う30社ほどの企業にエントリーし、採用試験を受けました。
4月には1社から内定をいただき、本命の企業の試験に臨むことになったのですが、心配性な私にとっては少し安心した状態で試験を受けることができたのが、緊張しすぎることなく良かったと思います。また、多くの企業の試験を受けたことで、本当に働きたい企業がより明確になったと思います。
そんな心配性な私を、キャリアセンターのスタッフの方はいつもサポートしてくれました。「そんなに焦らなくても大丈夫だよ!」と声を掛けてくれたり、朝早くから面接の練習に付き合ってくださったりと、本当に感謝しています。

自然と人が共生した街づくりに携わりたい

フィールド活動の多い大学生活でしたが、実際にその土地に行って自分の目で見ることはとても大事だと思っています。仕事を始めてからも、たくさんの場所に行き、その土地の未来を考えていきたいです。
将来的には都市計画に携わり、自然と人が共生した街づくりを行うことが私の夢です。

本当に行きたい企業があるなら、早めに行動を

北海道の学生は就職活動においてはのんびりしていると言われています。本当に行きたい企業があるなら、早めに行動した方が良いと思います。
それと同じくらい大切なのがメンタル調整です。私は初動が早く、情報収集にも余念がなかったと思いますが、常に焦ってしまっており、心を病んだようになってしまったこともありました。SNSなどで情報収集をしていると、自分より進んでいる人が目に付いてしまいますが、自分のペースで活動できるよう、心に余裕を持つことも大切だと思います。


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