獣医学類 / 2021年度卒
佐藤 凜 さん
北海道衛生研究所 就職
疫学研究の分野から
北海道民の健康に寄与していきたい
多様性のある獣医師の仕事の中で、自分の興味のある分野へ
獣医学部に入ったときは、漠然と将来は伴侶動物獣医師になると思っていました。
しかし大学で学ぶうち、獣医師の仕事には多様性があると知り、特に私たちが健康に生活を送るために重要な公衆衛生の分野に興味を持ち、4年生のときには、公務員獣医師になろうと決めていました。
私が所属していたゼミでサルモネラ菌の毒素に関する研究をしており、まさに公衆衛生に係る分野であったことも、就職先を決めるキッカケとなりました。
特に面接対策に力を入れた
私の場合は公務員試験に合格することが就職活動で一番重要なことでした。最近の公務員試験は、筆記よりも面接を重視する傾向があるということで、一次試験突破後は、キャリアセンターで面接の練習を何度も行いました。繰り返し練習を行ううちに、質問には傾向があり、しっかり軸を持っていけば大丈夫と分かりました。
面接で強みになるものを持ちたいと思い、1年間英語を重点的に勉強して、TOIECのスコアが360から750までアップしたことも自信となりました。
地元の北海道に貢献できるような仕事をしたい
就職先では、感染症に対する検査業務や調査研究に携わっていくことになります。
大学で学んだこと、そしてこれから学んでいく専門的な知識を生かし、地元の北海道に貢献できるような仕事をしたいと思います。
また、働きながら学位を取得してさらに研究・学びを深めていきたいと考えています。
就職活動は自分と向き合う時間が大切
自分はあまり人に頼れるタイプではないのですが、就職活動ではキャリアセンターのスタッフの方に大変助けていただいたと思います。
就職活動中は、恥ずかしがらずにキャリアセンターに足を運ぶと良いと思います。
就職は自分との戦い、自分と向き合う時間が大切です。きつくても「あともうひと踏ん張り!」と思って、頑張ってください。