卒業生紹介

獣医学類 / 2023年度卒

大枝 夏希 さん

農林水産省 就職

日本の食や農業のために、獣医師として活躍したい

実習で農家さんと関わることで食や農業への興味が生まれた

子供の頃からの夢であった獣医師を目指し、酪農学園大学に入学したことで、多くの農家さんと関わる機会がありました。
たくさんの実習を通し、特に牛が大好きになり、また牛を大切にする農家さんたちの思いを知ったことで、日本の食や農業のために、獣医師として活躍したいと思うようになりました。
私は高校生のときから犬猫の殺処分のない国に日本を変えたい!という思いがあり、大きな改革をするならば国家公務員にならなければいけないと思っていました。大学生活を通して目的は変わりましたが、日本全体を動かすためには国家公務員が一番と考え、農林水産省を目指しました。

悩むことばかりだったが得るものも大きかった就職活動

就職活動中は、常に悩むことばかりでした。
国家公務員になろうと決めることができたのも6年生の春になってからで、それまでは何度もインターンシップに参加しました。公務員だけでなく農業関係の企業や動物病院なども対象にし、とにかく見れるものは見よう!という気持ちで活動していました。
そうしていくうちに就職において自分の大事なものが増えすぎてしまい、5年生の冬は本当に前が見えなくなってしまいました。
友人やゼミの先生、信頼する大学スタッフの方など、たくさんの人に相談してアドバイスをもらい、いくつか採用試験を受けて内定もいただきましたが、最終的には高校生のときの自分の気持ちを思い出し、国家公務員になることを目標と決め、本格的に公務員試験の対策を始めました。
身上書のチェックや面接練習のため、キャリアセンターには何度も通い、サポートを受けました。
本当に悩むことばかりで大変だった就職活動でしたが、その中で新しい友人ができたことや、たくさんの方に支えられていることに気づけたことは大きな宝となりました。様々な経験ができたことは決して無駄ではなかったと思います。

現場の声を聴ける人材になりたい

どこに配属されるかで働く場所や内容も変わりますが、知識だけで頭でっかちになるのではなく、農家の人たちの現場の声を聴ける人材となれるよう仕事に取り組んでいきたいです。
また、公務員は広い分野の人と仕事をする機会がある職場ですので、お互いを補いあいながら、日本の食や畜産振興をもっと盛り上げていければと思っています。

頑張った後の達成感は本当に素晴らしい

私が就職活動で一番大変だったのは、進路を決めることでした。
進む道が決まらないと対策を取ることもできません。インターンシップや実習で経験を積み、自分の可能性を探ってみてください。
また、自分ひとりで悩むのではなく、信頼できる人の意見も聞いて、悩み過ぎないようにしてください。
頑張った後の達成感は本当に素晴らしいものです。
やるしかない!という気持ちで頑張ってください。


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