卒業生紹介

食と健康学類 / 2023年度卒

越田 彩月 さん

北海道乳業株式会社 就職

大好きな乳製品で地元から世界に誇れる商品を

「好き」を仕事に

小さい頃からヨーグルトが大好きで、成長するにつれてアイスクリームなどもどんどん好きになってきたこともあり、研究室選択では大好きな乳製品を学べる乳科学研究室を選びました。
大学進学時から、将来は食関連企業に就職したいと漠然と思っていましたが、食関連企業といっても幅広く、目標が定まっていなかったため、一度は何がしたいのか分からなくなるほど就職先を迷いました。
マイナビやリクナビなどの就活サイトにもいくつも登録していて、メールの通知が鳴りやまない時期もありました。
その中で、合同説明会でお話を聞いた企業の方の「1日の3分の1の時間を過ごすのだから、好きなことを仕事にしたほうが良いよ!」という言葉を聞き、やっぱり自分は乳製品に関わる仕事がしたいと思い、乳業会社をメインに食品企業を目指すことにしました。

キャリアセンターのサポートで自信が持てるように

就職活動を始めたのは3年生の冬でした。当初は職業の希望が定まっていなかったこともあり、とにかく情報収集をしよう!と、たくさんの就活サイトに登録しました。就活では、インターネットを使った情報収集が一番多かったように感じます。
そんな中、キャリアセンターのスタッフの方が就職先の提案をしてくださったり、エントリーシートの添削や面接練習に付き合ってくださったことは、ネットからの情報でいっぱいだった私の頭を整理させてくれ、対面での採用試験に対しての自信を持たせてくれました。
乳業会社に的を絞ってからは、ゼミのつながりで乳業会社に勤めるOBの方からお話を聞く機会もあり、大変勉強になりました。
私は就職先が決まるのが遅めだったこともあり、周囲が就職活動を終えていく中で焦りが出て、何度も妥協しそうになりました。そんなときは「好きなことを仕事にしたほうが良い」という言葉を思い出し、頑張ることができました。
就職先の北海道乳業の最終面接は7人に囲まれての個人面接で大変緊張しましたが、何度も繰り返した面接練習のおかげで、乗り越えることができたと思います。

自分が考えた商品が店頭に並ぶのが夢

いずれは商品開発に携わることを希望しています。自分が考えた商品が店頭に並ぶのが私の夢です。
商品開発の分野では、情報を得て生かすことが重要になってきます。
就職活動でもそうでしたが、広くアンテナを張り、インターネットからの知識だけでなく実物も見て、得た情報を有効に活用できるようになりたいです。
また、北海道乳業は地元の企業でもあるので、地元から北海道、日本、世界へと自信を持ってお勧めできる商品を作れたらと思います。

自分を見つめ直す時間を大切に

就職活動で一番大切なのは、「自分が何をやりたいか」、「楽しく生きていくためにはどんな仕事をすると良いか」をよく考えることだと思います。
私も「自分の好きなこと」に主軸を置いて考えることができてから、自然と道が定まってきました。
焦っても何も良いことはありません。しっかりと自分の考えを整理し、本当にやりたいことを仕事にしてください!


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