卒業生紹介

獣医学類 / 2025年度卒

松尾 拓実 さん

宮城県石巻高等学校 卒業
厚生労働省 就職

獣医師として、社会全体を支える仕事へ

広く社会に貢献できる仕事を目指して

祖父が和牛を育てていたことや、動物が好きで小さい頃から世話を手伝っていた経験から、獣医学は自分にとって身近な学問でした。北海道で学びたいという思いもあり、酪農学園大学へ進学しました。

獣医学類では臨床分野に進む人が多い中、5年生になっても自分の将来像が明確に定まらず、進路について悩んでいました。
そのような中で厚生労働省のインターンシップに参加し、食品安全や感染症対策、薬剤耐性といった分野に、獣医師として関われることを知りました。そこで、自分が取り組みたい仕事の輪郭が少しずつ見えてきました。

人だけでなく、動物や環境も含めて健康を守る点や、社会全体への影響力と責任の大きさに魅力を感じ、最終的に厚生労働省の獣医系技官を志望しました。人を下から支える立場が自分に合っていると感じたことも、進路を決めた理由の一つです。

方向性が定まってから、着実に進めた就職活動

就職活動を本格的に始めたのは5年生の3月頃です。説明会への参加、TOEIC受験などを通して、進路の方向性を整理していきました。学内の説明会では複数の企業から話を聞き、公衆衛生分野への関心がより明確になりました。

国家公務員試験を受けると決めてからは、インターンシップで出会った仲間と一緒に勉強したり、グループディスカッションの練習を重ねたりすることで、モチベーションを保つことができました。専門試験の対策は大変でしたが、同じ目標を持つ仲間の存在はとても心強かったです。

獣医師の専門性を社会に生かす仕事へ

入省後は、獣医師としての専門的な知識を生かし、制度設計や企画立案を通して、人と動物、環境の健康を守る仕事に携わりたいと考えています。
ゼミ活動で培ったプレゼンテーション力や言語化能力を生かし、専門的な内容を分かりやすく整理し、社会に伝えられる獣医師を目指していきたいです。

今取り組んでいることに、主体的に向き合ってほしい

就職活動を振り返って、3〜4年生の頃にもっと実習に参加しておけばよかったと感じています。早い段階から行動することで、自分自身を理解する時間をより多く持てたのではないかと思います。

また、就職活動のためだけに何かに取り組むのではなく、日々の活動に当事者意識を持って向き合うことが、将来につながると感じています。学会発表や水泳部で部長を務めたことは、最後までやり切った経験として今も自分の中に残っています。目の前のことに真剣に向き合った時間は、形を変えて必ず将来の自分を支えてくれるはずです。


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